好きな人たちの名前を呼ぶこと
最近のジャニーズ内外のコンサートにおいてアンコール問題がよく話題にのぼる。
先日Welcome to Sexy Zoneの大阪公演にて、メンバーから「声が小さいから(アンコール)出てくるのやめようかと思った」「キャーって言ったら好きって言ってやるよ」といった発言があったというレポを目にした。
あたしはそんなことがあった翌日の公演に入ったが、よくTwitterなどでせくぞ担の特徴として見かけた「声が小さい」「キャーが少ない」という印象は特には感じなかった。
個人の主観でもあり、席にも公演にもよるのかもしれないが、この2~3年はどのグループもたいがいそんなもんだ。
むしろ開演前にはSexy Zoneコールがあり、1回はある予定のアンコも着席しつつもほとんどの人が声を出していた。
昨日は嵐アリーナツアーの広島公演に母が入っていたが、同じようなかんじだったと言っていた。
嵐の少し前の、開演前とアンコールの「あーらーし!」の揃い具合を当たり前として育ったジャニヲタには、近年の一体感のなさはさみしいと感じるが、コルレスや振りを知らない(しやらない)人も増えた今では仕方のないことだと割り切り、現場では自分だけで踊り狂っている。
好きな人がステージにいない間は座りたがり、周りがグループ名をコールし始めても意に介さず、そのくせ本人が出てくれば歓声をあげて立ち上がる。
もちろんどうしても体調が悪かったり、着席したいこともあるだろうが、アンコールを叫ぶ時間はおしゃべりタイムではない。
アンコールしないのならもう見たくないということだろうか、ならさっさと帰ればいい。
出てきたら喜ぶのであれば、出てきてほしい旨を伝えるべきだ。
いくらセトリで予定されているからといって、誰も呼んでないのに「アンコールありがとう!」と出ていくなんて、メンバーはさみしいだろう。
そして予定されていないWアンコには1mmも期待せずさっさと帰る客。
出てこないかもしれないが、やるだけやってみればいいのに。
NEWSのネタバレ禁止が苦手だと前の記事で書いたが、ネタバレすることでアンコールが予定調和になるのならネタバレしないのも手なのかもしれない。
そうすれば純粋に盛り上がった分だけアンコールが起こるだろう。
アンコールとは本来、「楽しい公演をありがとう!まだ終わりたくないって思うぐらい最高の公演だった!もっと見たいよ!」というファンからの意思表示ができる唯一の手段だと思っている。
そして演者はその声が大きい場合のみ出ていって、本編には含まれないおまけを観客にプレゼントする。
最終公演だからやる、とかは関係なく、声の大きい公演でだけアンコすることにすれば予定通りのアンコールにはならないだろうと思う。
とまあここまで堅苦しく、そして少しきつい言葉で書いてきたが、現場で声を出したことのないあなたに伝えたいのは、
好きな人の名前を思いっきり何度も呼んで、出てきてくれたらすーっごくうれしいよ!
曲をいっぱい聴き込んで行って、C&Rを完璧に叫んだらすーっごく楽しいよ!
もちろん静かに聴くべきバラードや挨拶では声を出すのはマナー違反だけど、他のところで声を出して大いに盛り上がってるファンを見るのはきっとメンバーもうれしいはず!
みんなで一緒に揃った声を出す、あのなんとも言えない心強さ。
「ここにいるみんな、今日を楽しみに生きてきた、いろんな場所からいろんな年齢の人が集まって同時に同じ人を好きで今この同じ公演に入ってる仲間なんだ」と思える一体感。
昔味わったあの感動は、気づいたらあれが最後だったなんて言いたくない。
恥じらいは捨てて、周りの人がやり始めてからでもいい、声を出すのに協力してみてほしい。
あの楽しさを全ジャニヲタに知ってほしい。
次の現場で声出す準備はできてるかー!
大好きな彼らに大好きだと伝える準備はいいかー!!
最後までその調子で一緒にがんばってみようぜよろしくぅ!!