ジャニヲタ沼にはなぜ底がないのか
という議題で母と朝まで徹底討論的な会話をした。
というかいつも、法学部卒の母と文学部志望のあたしはともに語りたがり系ジャニヲタであるため、ジャニーズに関する会話が討論のようになる。
最近の主な議題は、
「ジャニーズJr.を続ける選択、辞める選択」
「じぐいわにおける王子と姫の少女マンガ的魅力」
「岸優太と相葉雅紀の愛され力と底知れなさという点での類似性」
「事務所の派閥と歌番組の関係」
「中島健人の天性のプロアイドルとしての才能とマリウス葉の天使っぷり」
「NEWSの4人とそこから旅立った彼らとの関係性」
といったかんじだ。
議題を見ておわかりだろうか。
母もあたしも嵐担だったはずがジャニヲタ沼に足を踏み入れ、底なし沼だったと沈みながら気づいた人間なのだ。
毎日ジャニーズを摂取して生きている。
そういう家庭なのだ。
なぜこうなったのか。
母娘の結論は「キラキラ中毒」にかかっているというもの。
キラホリである。
ジャニーズという組織に少年時代から身を置く彼らは、自分でキラキラを放出できる才能を持っている。
一般人がよくて2キラキラとかしか出せないとしたら、もともとのポテンシャルがまず10キラキラぐらいある人間だけが入所を許され、そこから訓練で100も1000もキラキラを出せるようになっていく。
それがジャニーズ。
ひとたびそのキラキラを摂取する楽しさと苦さを覚えてしまったら、もう戻れない。
次から次へとキラキラを摂取しなければ禁断症状に襲われる。
それがジャニヲタ。
キラキラを出す人をただ1人だけ応援すれば最初は満足できるが、次第にそれでは摂取量が足りなくなってくる。
麻薬のような中毒だからだ。
彼の所属するG、同期、先輩、後輩、とどんどん多種多様なキラキラに手を染める。
そしてもっと抜け出せなくなる。
「Jr.沼は抜け出すのが特に難しい」と言われるが、それはJr.がみんな今しかないキラキラを出していて、それはデビュー組にはないもので、しかもJr.のキラキラは彼も、彼のシンメも、その友達も、同じユニットの子も、いろんなJr.が出している。
えさをばらまかれては味わってみるしかない。
そうして次々に摂取しつづけてやめられない、止まらない。
キラキラ~?
\\キララー!!//
中毒症状を発見はできたが、それを抑える方法は見つけられないまま議論は終了した。
だから今日もキラキラを摂取して生きていきます。