ステージ前終身雇用

この胸押し寄せる愛を感じたなら歌おう

ジャニヲタであることを1ヶ月隠してみた

 

わたしは今までの人生で、自分がジャニヲタだということを隠したことがなかった。

隠したいと思ったことはなかったし、それで不利益を被ることもあまりなかった。*1むしろいろいろ協力してもらってありがたかったし、ジャニーズがきっかけでできた大切な友達もたくさんいる。

しかしそれは周りの環境や理解ある友人知人に恵まれていて、ジャニヲタだからといって偏見を持たれることがなかっただけかもしれない。ジャニヲタを隠したことがないのに、ジャニヲタを公表しているほうがいいかどうかは比較のしようがない。

ということで、大学生になるという絶好のチャンスを利用して1ヶ月ジャニヲタであることを隠したらどうなるのかやってみました。隠すメリットを感じたら続けてみようと思って。お試しキャンペーン。

 

1.口数が若干減る

例1:テニサーの新歓に行きまくる友人に「強火テニサー担かよ!多ステ勢じゃん!!」とツッコめない。

例2:同じ大学出身の有名人の話になったときにドヤ顔で「菊池風磨くん!ほらSexy Zoneの奇抜な髪色してる爆モテリア恋の!!時かけに出てた!!!吹き矢をよく吹いてる!!!!!」と宣伝できない。

例3:趣味・音楽・テレビ・休日にすることといった知り合いたてにありがちな会話でおもしろいことが何も言えない。「昨日?部屋の(レコーダーの)掃除(整理)とかしてたかな~」「音楽か~なんでも聴くよ!(「日本よいとこ摩訶不思議」とか「バィバィDuバィ~See you again~」とかね!多国籍に!!)」

 

2.スリルがたっぷり(不便とも言う)

学校帰りに本屋でドル誌チェックとか、みんなでランチに行って財布開いたらJr.祭りの半券が入れっぱなしだったとか、高校時代の写真見せようとして起動させたスマホの画像フォルダは麗しき男たちでいっぱいとか、今まではジャニヲタってバレてよかったから気にもしなかったことがハラハラの連続に変わった。刺激的だぜ。

自分がいかにありのままでジャニヲタなのか(?)わかっておもしろかったけど、ジャニヲタ隠してるとわりと生きづらいんだな…。

あと非ヲタに協力してほしいこと(名義とか企業の販促系とか)を頼めないのはわりと困る。人数が必要だけどヲタクは自分のブツが欲しい状況ってままある。

 

 

3.アイデンティティとは

ジャニーズ関連のことを除いた自分には何が残るのか、この1ヶ月めちゃくちゃ試された。上京した理由も、今の大学に来た理由も、第二外国語スペイン語にした理由も、全部全部「好き」を原動力に突っ走ったから。ジャニーズ以外に好きなものもあるけど、そこまでの熱量(とお金)をつぎ込んでないから語れないし語っていいとも思えない。

毎日ジャニーズのキラキラを摂取しないと生きていけない哀しきヲタクは、ジャニーズがいるから今の自分があるし、ジャニーズによって人格が形成されているのだ。こいつやばいこと言ってるなって自分でも思ってます。

「自分ってなんなんだろう」って考えるいいきっかけになったし、ジャニーズ以外のことにも目を向けてみないとなと思った。

 

 

まあそうやって4月をジャニヲタじゃない自分として過ごしてみて、結論としては、

デメリットこそあれどメリットはひとつもなかった。(※個人の感想です)

特に彼氏ができるわけでもなく。(小声)

 

ジャニヲタである自分をわかってもらうって、ジャニーズを非ヲタの人に語れる(そしておもしろがってもらえる)って、なんて楽で生きやすくて精神衛生上いいんだろう!

ということで隠すのをやめました。(結局)

わたしが今まで心がけてきた、「非ヲタでもおもしろいと思うであろう話題について、おもしろがってもらえるような伝え方で話す」という金科玉条だけ守れば、やっぱり前と同じで引かれることもなくおもしろがってもらえた。「イケメンにキャーキャー言うだけがジャニヲタじゃなくてあいつらは投資家なんだ」とも理解してもらえた。

なんか、別に嘘ついてるってほどのことではないけど、本来の自分を隠して、言おうと思ったことを胸の内に溜め込んでるのって、相手に対しての自分の気持ちとしてなんとなくモヤモヤしたし。

これからもはじめからさっさとヲタクを公言して、悠々自適なジャニヲタライフを過ごしていこうと思います。

 

ということでわたしはヲタク隠さないのが向いてるんですが、人それぞれだと思うのでヲタク公言を勧めるつもりは毛頭ないです!え、スリルがくせになるんですか?ドMですねさすがあの事務所と付き合い長いだけありますね!!

 

 

*1:脱退・解散などについて聞かれることぐらい。なんで辞めるの?解散する理由は?こっちが教えてほしいわ