ステージ前終身雇用

この胸押し寄せる愛を感じたなら歌おう

金内柊真くんの話の続き。

 

rocktheworld.hatenablog.jp

 

 

春が好きだ。

優しいピンク色の風があったかく包んでくれる。

新しい環境、新しい友達、新しい自分が始まる季節。

はっぴー!あわくわくっ!と歌い出したくなる季節。

 

去年の春から確かに新しいあたしは始まった。

 

春は出会いの季節だと思っていたけど別れの季節なんだと知った。

「次」も「いつか」もなくて今しか信じられないんだと知った。

 

彼があたしを変えてくれた。

 

幼い頃歌った歌に、アイスクリームをどこから食べようか迷っていたら溶けてしまう、みたいな歌があった。

溶けたアイスみたいに甘くてぬるいあたしの考え方を変えて、「迷ってないで食べないと意味がない」って教えてくれた人。

 

金内柊真くん、元気にしてますか?

見つけた夢に向かう道を進んでいますか?

 

あの日、行かないでって言ってごめんね。

すぐに好きな人の違う道を応援できる強さも、あなたのいない関ジュの未来を信じられる強さもなくてごめんね。

 

今は、いつか別の夢を互いに叶えてまた会えたらなんて、そんな春霞みたいなかすかな希望を持っています。

 

 

明日何があるかわからない。

誰と一緒にいられるのか離れるのかわからない。

出会いはいつだって宝物だから、今のこの瞬間、この胸に押し寄せる愛を感じて声の限りに歌うしかない。

 

届けばいいと願いながら。

届くはずだと信じながら。

 

泣きべそをかいたぶんだけ楽しいことが待っているのかなあ。

あの日と同じ笑顔はもうできない。

あの日と同じ涙は流したくない。

 

あの日からたくさんのことを知ったから、もうあの日のままのあたしじゃない。

まっすぐじゃなくなったけど、割り切って受け入れるのが上手になって、大事な人の夢が何であれ応援できるようになった。

 

ユニットにこだわるのはやめた。

中毒のようにディスクを差し込んで、ダビングしたまいジャニを見続けるのはやめた。

たぶんこれからも、ずっと6人のこと大好きなのはやめられないだろうけど。

好きなまんまで、新しいユニットのことはきっとまた自担が好きにさせてくれる。

好きにさせてくれるけど、だからってそれにこだわるつもりもない。

ずっと一緒にいられるかもしれないし、離ればなれになるかもしれない。

わからないから隣で笑ってる今が大切なんだ。

 

今だけを見ることができるようになったのは、きっと傷つかないための自己防衛だけど、それでもいい。

いつまでも過去にしがみつく自分は好きじゃない。

明日が見えない世界で「好き」を叫ぶ、Jr.担としての覚悟がやっとできたってことだ。

 

 

頭がよくてよく気がついて、でも本当は不器用でもどかしくて。

今でもやっぱり好きだし、柔らかいはずの春風が彼を思い出させて、あたしをチクリと刺すこともある。

それだけ大事な思い出と、後ろを振り向かない強さを初めてくれた人なんだ。

 

未来を奏でて明日にキスしよう。

Happy Happy Luckyなあなたと、かつての仲間の夢に幸あれ。